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またまた展示のお知らせです。

Satoshi OTA Exhibition "Gelsemicine"

場所:Gallery そら  (Click!) 
   鳥取市栄町658-3 駅前サンロード
会期:2012.10.4(木)〜10.8(月)
   10:00-18:00 (最終日は16:00まで)

鳥取では3年4ヶ月ぶりの個展です。
ぜひぜひ、おいでください。
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最近、自分の中で言葉がどんどんと軽くなっていくのを感じます。
情報発信のプラットホームとして、自分のライフログの場所として、
このHPを一番に思い浮かべることができず、
Twitterに薄っぺらいその時だけの思いつきを重ねて読み返すことすらしない。
これはよくない傾向だという思いから、今考えていることを書いてみます。

個展も近づき、もっと上手にSNSと付き合い利用しなくてはと思いつつ、
どこか内輪乗りな気がして宣伝できずにいます。
とりあえず告知はするけど本当は全然期待してない。
労力をかけずに宣伝効果を得ようという姿勢に対する反発なのか、
今まで一段ずつ登って来た階段から、エレベーターに乗って上昇することが怖いのか、
何なんでしょう。

「どんなマーケティングでも、 駄作をヒットさせることはできない」
とジョブズは言ったそうですが、
本当にいいものを作ることが最高の宣伝だ、と昔は思ってました。
似ているようで全然違う。
いいものの基準はさておき、いいものを作るというのは最低条件だと今では思う。
いいものを作っていればそれでいい、という人はそのスタートラインに立っていない。
じゃあそのラインから、これから自分はどちらに足を踏み出せばいいのだろう。

初めての個展の、
見ず知らずの人が自分の絵を初めて見て、作品の前で立ち尽くして動けずにいる、
という光景を目の当たりにした時の重みを、ぼくは忘れずにいたい。
頑張って描いたので見てください、というような展示はしたくなかった。
友人知人がギャラリーにたむろしてるのも我慢出来なかった。
あの頃から本当に内輪乗りというものが嫌いだ。

結局、何が言いたいのか分からないですが。
日記でもTwitterでもなく、今考えていることをパブリックなものにすること。
誰かに読まれることを意識して形に残しておかなければならないという
危機感のようなものを感じていること。
いいものを作っていればそれでいい、という考えは捨てること。
自分の作品を知らない通りすがりの人を常に意識すること。
そんなことを考えています。


内輪乗りが許されるのは学生までです。
しっかりプロモーションしましょう。
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シャボン玉、美しいですね。

大磯での展示、ひと足先に搬入が終わりました。
今回は "Series Pod" と題して足をテーマにした鉛筆画を描き下ろしました。
手は顔の次に感情を表すとはよく言われますが、
足の造形やシルエットの美しさにストーリー性を持たせる作業は、
とても苦しくて、でも楽しい作業でした。
苦手なことはするべきです。

"Pod" はギリシャ語で足を意味する単語で、
「テトラポッド」や、カメラの三脚を「トリポッド」と呼ぶのが身近な所でしょうか。
ラテン語では "Ped" といい、
自転車の「ペダル」や、「ペディキュア」など意外に日常で使っている言葉です。
このシリーズは続けていくつもりです。

改めて、美しいものが好きです。
今回の展示、胸を張れる美しい作品が出来ました。
13日木曜日からです。ぜひ会場へ。